退職代行で直接会わずに辞めた32歳女性の体験談!言い出す勇気が出ず苦しんだ日々からの脱出

退職の意思を伝えるのが怖い。そんな悩みを抱えている人は想像以上に多いですね。

特に職場の空気や上司との関係性によっては、「辞めたい」と伝えるだけで大きなストレスになります。

今回ご紹介する小林理香さん(仮名)の体験も、そうした葛藤の中で退職代行という選択をした一人の女性のリアルなお話です。

ツヨシ
ツヨシ

実際に利用してみた感想や、その後の生活の変化まで赤裸々に語っていただきました。

小林さんのプロフィール

―まずは簡単に自己紹介をお願いします。
「小林理香と申します。現在34歳です。退職代行を使ったのは32歳のときで、当時は都内の広告代理店で営業事務をしていました。会社には入社して5年ほど経っていて、業務にも慣れていた頃でした」

―働き方としてはどんな環境でしたか?
「いわゆる“残業が多めの会社”という感じでしたが、それよりも人間関係、特に直属の上司との関係にずっと悩んでいました」

退職を切り出せなかった理由

―上司との関係にどんな悩みがあったんですか?
「感情の起伏が激しいタイプの方で、些細なことで怒鳴られることもありました。ミスがあると『なんでそんなこともできないの?』と周りに聞こえる声で指摘されたり、業務が終わっているのに無理やり仕事を振られたり……。最初は我慢していましたが、だんだん職場に行くのが怖くなっていきました」

―退職の意思はいつ頃から?
「30歳を超えたあたりから『ずっとこの環境にいるのはキツい』と思い始めてました。ただ、上司が怖すぎて、退職の話を切り出す勇気がどうしても出ませんでした。毎日『言わなきゃ』と思いながらも、口に出せないまま数ヶ月が過ぎました」

退職代行という選択肢との出会い

―退職代行はどうやって知りましたか?
「SNSでたまたま“退職できない”という検索をしていたときに出てきた広告でした。最初は『そんなサービスあるんだ』くらいの感覚でしたが、利用者の体験談を読んでいるうちに『私も使えるかもしれない』と思うようになりました」

―不安はありませんでしたか?
「正直ありました。会社にどう思われるかとか、本当に辞められるのかとか。でも、自分ひとりで退職を伝えるよりは、信頼できるプロに任せた方がいいと判断しました」

実際に退職代行を利用した流れ

―利用の流れはスムーズでしたか?
「とてもスムーズでした。まずLINEで簡単に相談をして、すぐに担当者と電話でやり取りをしました。必要事項を伝えると、退職代行が会社へ連絡してくれて、その日のうちに退職の意思が伝わりました」

―会社からの連絡はありましたか?
「一切ありませんでした。書類のやり取りもすべて郵送で済んで、上司とは一言も話さずに退職が完了しました。涙が出るほど安心しました」

退職後の気持ちと生活の変化

―退職してからはどうでしたか?
「本当に心が軽くなりました。退職した翌朝、目が覚めて『あの人に会わなくていいんだ』と実感した瞬間、涙が止まらなかったです。それまで毎朝胃が痛くて布団から出るのも辛かったんですけど、それが一気になくなったんです」

―気持ちの変化は大きかったんですね。
「はい。精神的なストレスがなくなると、ちゃんと眠れるようになるし、食事も美味しく感じられるんですよ。今までどれだけ我慢していたのか思い知らされました」

次の職場とこれからの働き方

―その後のお仕事について教えて下さい。
「しばらくはゆっくり休んで、半年後に別の会社に再就職しました。今は受付事務をしていて、人間関係も穏やかですし、自分のペースで働けています」

―前職と比べてどんな違いを感じていますか?
「まず、毎日笑って過ごせるというのが一番の違いです。前職では、常に顔色をうかがっていたのに、今は自分らしくいられる。退職代行を使って辞めたことを後悔したことは一度もないです」

まとめ

小林さんの体験から、「辞めたいのに言い出せない」という悩みがどれほど心に重くのしかかるものか、改めて気づかされました。

退職代行は、ただ会社を辞めるための手段ではなく、自分の人生を立て直すための選択肢でもあるのかもしれません。

もし、今まさに「伝えるのが怖い」と感じている方がいたら、まずは一人で抱え込まず、誰かに相談してみて下さい。

ツヨシ
ツヨシ

無理せず、心が壊れる前に、自分を大事にして下さいね。

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